程なくして「軍艦島」に差し掛かり、昨年は、観光船で上陸したので、今回はその裏側を通過。異様な光景はそのまま。
天草に行く途中で、甘くみていた「早崎の瀬戸」では、4ノットの逆潮に、後ろから20ノットの風、水深が5.5メートルと言う難関にいじめられて、3人ともぐったり。
やっとの思いで、天草に着岸。着岸時と、翌朝との潮の差が4メートルには驚き。
ハーバーマスターが、翌日の航海予定にアドバイスをしてくれました。それを聞くオーナー。この後、マスターは温泉まで送ってくれました。
明日の昼食の為に、オーナーさんが、お握りを造ってくれています。この後の航海中、お握りだけは、オーナーさんの担当になりました。
今回の航海で、僕に貰ったバウのスペース。当初は毎日整理していたけれど、そのうちに散らかし放題になってしまいました。
POCO-A-POCOさんに乗せて貰っての、九州一周クルージングは、4月21日に西宮を出港して、4月30日に、ハウステンボスへヨットを預けて、一端帰京。
いよいよ後半の始まり。またまた沢山の荷物を造って、ピーチに乗って長崎空港へ向かいます。
POCO-A-POCOは、15日間ちゃんと待って居てくれました。ワンピースの海賊船の横でとにかく一晩のお泊まり。
翌15日は小雨が降って、天気予報も「荒れ模様」
しかし、ともかく9時30分に出港です。今回は、オーナーさんと、mugenからの二人で3人での航海です。
ハウステンボスから外洋に出るには、先ずは「針尾の瀬戸」を通らないと。
狭くて、潮流キツイ瀬戸ですが潮がうまく合ったので、快調に通過できました。
こんな珍しい灯台を見ながら「五島列島」をめざして居たが、あまりの強風で、しかも真上り。
仕方なく、五島列島を断念して長崎の「サンセットマリーナ」に向かうことになりました。その名のとおり、サンセットの綺麗なマリーナで、対応もとても親切でした。
40リッターの給油を受けてから、我々3人はシャワーを浴びてスッキリして、静かに眠りにつきました。
その途中で「池島」と言う、異様な島の傍を通過。
13年前に炭鉱を閉鎖したものの、住人が200人程生活しているとかで、有名な軍艦島と同じ経路を辿っているようです。