一晩お世話になった、柏崎マリーナ。
7日は5時30分出港して、ひたすら能登半島の先端に向かいます。
今日も穏やかな海が嬉しい。
レーダーには、右に佐渡島、左前に能登半島が見えます。紫色は雨の処。そろそろ雨から抜ける辺りです。
柏崎を出て、1時間ほど走った頃に「大きなヨット」らしきものを2時方向に発見して、近づくに従って、余りにも
大きいタワーだと判明。
それが、夜のニュースで「メタンハイドレート」の試掘現場と判って、撮影しなかったことが悔やまれます。
その後、能登半島を大きく左旋回して、丁度正午に羽咋市の「滝港マリーナ」に入港。
このマリーナでは、早々と回航艇の事をHPで紹介してくれました。
今回の航海予定は、荒れたときには凪待ちのためマリーナに釘付けになることも計算して、充分余裕の行程が組まれ
ていました。何よりも先ず安全航海との計画だったのです。
この日は、252キロの快走で400リッターの給油。
この蒸し暑さを感じる頃は「祇園祭」が近いと、身体が教えてくれます。
昨夜は、八幡山の「お祭り会議」
今年の「八幡山」を主にお世話する「行司」が集まって、諸々の打ち合わせをしました。
祭り前にすべきことがいっぱいあり、7月10日の「吉符入り」からは、それらがますます増えます。
みんなで役割を分担して、滞りの無いように致しました。
来年は、先祭り、後祭りの分離巡行になるかも知れないので、ひょっとしたら、三十三基の山鉾が揃って
の巡行は、今年限りかも?
宵山も、巡行も例年よりも人出が多くなりそうです。
4月末に「小樽から若狭まで、42フィートクルーザーを回航するので乗らないか?」とのお誘いを貰っ
たので、即座に「行きます」の返事。
この2個の荷物は24キロで、翌日のANAで、重量超過と言われました。
4日の午後小樽マリーナに着いて、諸々の点検開始。
700マイルの航海に必要な準備を、4人で真剣にやりました。
燃料補給をして、タンクには1500リッターを満載。
小樽から積丹半島の先端までは、高い波が前から襲いますが、ベネトウ-スィフトトローラー42は
グングン進みます。
積丹半島の先端をかわすと波は後方になり、荒れていても快適です。みんな余裕の笑顔。
素晴らしい雪景色を楽しみました。
4日午後3時には、予定通り「江差港」に入港できました。225キロの航海で、400リッターの給油。
江差沖で、土方歳三と榎本武揚の乗った「開陽丸」が沈んだと言う事で記念館が有りました。
全員、まだまだ厚い冬装備です。
いつものように「HOIHOY」のレースに、mugenから3人がお邪魔しました。
我々が来ることを予想して、HOIHOYのメンバーは、ポンドスケーターと、ウーピーへ助っ人に行っ
たので、HOIHOYは、スキッパーの酒井君だけで、我々3人の他に、Kさん、Nさん、Mさんが加わ
って7人だけでのレースです。
レース水域へ向かう。 スタート直後。既にトップを確保。
しかし、HOIHOYはハンデがきついので、五秒でも縮めようとみんなでトリム。
無事にファーストホームし、シート類を片付けてから、パーティーまでの腹ごなしです。
やったーー。ファーストホームに、修正でも一位で優勝。 フリーウェイさんは、ブービー。
パーティー会場の傍にこんなヨットが、ヨーロッパから到着。
近いうちに琵琶湖にデビューするそうです。