「寒施行」 先日、こんな言葉を知りました。
餌が乏しくなる寒中に、キツネやタヌキなどの野獣に食べるものを施す年中行事だそうで、京阪神を中心に中国地方の習慣とか。
夜間、キツネの好物とされる油揚げのほか、小豆飯、握り飯、豆腐などを、野、田畑、稲荷の祠などに置くと、動物が喜んで持ち帰るのです。
現在では、農家の様子が変わって、寒施行はやりにくいかもしれませんが、何とも優しい、のどかな習慣では有りませんか。
また、こんな言葉も有りました。
「柿の実の、上の方のは鳥のため、下の方のは旅人の為、中程は自分たちの為に」
日本人の、こんなに柔らかい心がいつまでも続きますように。
小学校時代からの同級生が、きままに集まって食事をする「ふろく会」は、現在10名。
もう45年もの間、年に2回から5回の例会を続けて来たので、実に心おきなく語れる仲間ばかりです。
いつも誰かが欠席なのに、今回は珍しく全員が出席で賑やかな宴席になりました。
全員が66歳と言うのに、肉、肉、肉のオンパレードでした。(ちょっと高かった)
山芋とカルビの前菜、ローストビーフ、肉の唐揚げ、生ハムのメロン巻き、ステーキ200グラム、頬肉のシチュー、デザート。
これらのそれぞれの量がまた多くて、みんなが「ふうーー」
肉大好きの僕も、どれもがメインディッシュのように重いのが次々に出てきたので、皆と共に「持ち帰りまーーーす」
大病をした者も3人居るし、糖尿病も。奥さんを亡くした人も一人。僕は心臓にステントが。
でも、みんな元気に楽しみました。
次回は、4月に開催と決めて解散。