泉屋博古館

いつも通っている泉屋博古館に、今回も出掛けました。

いつもとはひと味違う展示物に、深く感銘しました。

展示物は勿論のこと、展示に至るまでの経過を知って驚いたのです。

泉屋博古館を支えて居るのは、20社にもなる、住友系列の大会社がバックになる住友財団です。

その住友財閥の財力と知力で集められた膨大な美術品を展示する為に建てられたのが博古館。

これまでは、博古館所蔵の物や、全国各地から借り受けた美術品を展示していましたが今回は

日本全国津々浦々に保存されて居る「埋もれた美術品」ばかり。

30年以上前に住友財団が、それらの修復を支援する事業を始めてから既に1000件もの修復を

済ませたとか。

いったい幾ら掛かったことでしょうか。

それら綺麗に修復出来た仏像や屏風や掛け軸等が展示されて居るのです。

所蔵している寺院や個人では、必ずしも自費での修復が出来るとは限らないので

困った困ったと言いながら大切な人類の遺産が次々に朽ちてゆきます。

それらを救う事業を担っていると知って、日本の社会、会社はなかなかやるなあと嬉しく思いました。

そういえば、僕の所属する「祇園祭八幡山」所蔵の「祇園祭礼図屏風」の

デジタル複製も、日立系列の会社が好意で無償で見事に作成してくれました。

相当な時間と費用が掛かったの思われます。

他にも、200億もの私財を、学校、病院、公共施設に投じている永守氏。

嬉しい世の中です。


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